こんにちは、産前産後ケアanzucco代表のガスケール杏子です。
最近産褥期の助産師訪問に関してお問合せが非常に増えています。
産後への関心が高まってきた証拠でしょうか♡
ということで、今回は、当社でご提供している助産師訪問のおっぱいケアについて詳しくご紹介します!
助産師訪問ってなにするの?
海外では非常に一般的な、産後の助産師訪問。
日本ではまだまだ浸透していませんが、産後の新しい生活をスタートする上で、本当に助けになるんです!
具体的なケア内容をご紹介♪
□ 母乳マッサージ
□ 授乳相談(混合育児のペース配分、授乳の姿勢、正しいゲップの出し方など)
□ 育児相談(沐浴の仕方、離乳食の進め方、お雛巻きの方法、など)
おっぱいマッサージはご利用数No1!
最も多くご利用頂いているのが、おっぱいマッサージです。
・完全母乳で育児したいけどおっぱいがちゃんと出るか不安
・混合で進めているけど、母乳がちゃんと出ているのか心配、ミルクの量も正しいのか知りたい
・一人目の時に乳腺炎で苦しんだので、今回はケアをしながら未然に防ぎたい
・他の母乳ケアに通っていたが相性が悪かった
など、ご利用頂く理由はそれぞれですが、だからこそプライベートケアが必要なのです。
そもそも、おっぱいケアなので公共の場で行うものでもありませんが笑
おっぱい事情は個人差が大きいので、その場その場で必要なケアが異なります。
初産で心配が多い方は、退院後すぐに訪問をスタートし、1-2回/週の訪問で、まずは母乳育児が波に乗るまで助産師がサポート致します。
おっぱいの調子が良いようであれば、訪問回数を徐々に減らしていくこともできるので、無駄がありません。
産院などで母乳外来へ行こうとすると
・予約がすぐに/定期的に取りにくい
・赤ちゃんを連れていけない
・待ち時間が長い
といった三重苦が待ち構えていますが、訪問ケアなのでその心配もありません。
毎回同じ助産師がお伺いしますので、毎回説明をしたりケアの内容にブレがでるようなことが無いのも特徴です。
母乳ケアに必要な時間と費用
始めにはっきり申し上げます。
両胸の母乳ケアをしっかりと行うには1.5-2時間必要です。
私自身、産院やクリニックでの母乳外来を利用しましたが、一回の時間が30-40分程度しかなく、びっくり。
週に2-3回ケアを受けるのであればこの程度でいいのかもしれませんが、移動や子供を預けなければならないことを考えるとそんなのは現実的ではありません。
費用は平均的に、産院で4,000~7,000円/30分(休日は+1,000~2,000円程度)、初診の場合は病院では初診料として+5,000円、が相場の様です。
anzuccoの助産師訪問では、基本的に二時間、定期的なケアを受けていらっしゃる方は1.5時間かけてしっかりとおっぱいマッサージを行います。
一本一本細かい乳腺の状態もチェックし、つまりがないか、母乳の状態はどうか、などをしっかりと確認します。
その代わり、毎回のケアがしっかりしているので、お胸の調子のよい方は2-4週間に一度、心配な方でも週に一回のケアで十分なのです。
費用はチケット制ですのでご購入頂く枚数により異なりますが、定期的にご利用される方が多く利用される50枚チケットで8,100円/時です。
実際、私も乳腺炎になった際、産院でケアを受けましたが、40分程度のケアで9,000円(30分単位の課金のため2単位分)でした。
なにより、ケア内容が中途半端で、結局は「赤ちゃんに飲み取ってもらってください」と言われ不完全燃焼で帰宅。
乳腺炎で痛みもある中移動し、産院についてからも実際のケアまで待合室で30分は待ち、お会計を済ませて帰宅するも、かかった時間は2時間以上。
移動のタクシー代などを考えても、自宅に助産師に来てもらって、みっちり2時間ケアを受ければよかったと思いました泣。
(私が乳腺炎になった時の体験談と自宅でできるケアはこちらをご覧ください。)
母乳ケアは確かに決して安くはありません。
ただ、母乳育児という長い子育ての中の限られた期間における、子供にとっての大切な栄養(愛情)供給となる授乳の重要性を考えると、最優先事項といっても過言ではないと思います。
母乳外来のプロが自宅へ来てくれる安心感!
最後に、anzuccoからお伺いする助産師は、日赤医療センターや愛育病院、山王病院をはじめとした、都内の産院で長年経験を積んだベテラン助産師です。
授乳経験のない新米助産師さんが行うケアと、母乳ケアに特化した熟練した助産師が行うケアでは、同じ時間をかけても結果が全く異なります。
産院のケアだと、その日にいる助産師さんとの偶然の出会いにかけるしかない(泣)
ちょっとした不安が出たときも、すぐにプロに相談できるといのも、本当に心強いです。
ウェブには匿名での賛否両論がずらり。
特に育児に関しては、一般論は通用しないことが多いので、少ない睡眠時間の中でひたすらグーグルするよりも、不安なことがあれば真っ先にプロに相談することをお勧めします。
みなさんにとっての「かかりつけ助産師」がanzuccoのベテラン助産師でありますように。
anzucco のHPはこちら:産前産後ケアanzucco