妊娠中の便秘対策 - 食物繊維が丸ごと摂れる焼きミカン

焼きミカンって聞いたことありますか?
私は、全く知らなかったのですが、調べてみると、単純にみかんを食べるよりもいい事だらけだったのでご紹介です!

もちろん、これも妊娠初期~中期にかけて悩んだ、便秘対策の一環です(笑)

 

実は柑橘類も便秘にお勧め

便秘対策、というと、「食物繊維」というイメージがありますよね。私も何かと、ごぼうとかセロリとか、そいういった目に見える繊維質のものが必要なのだと思っていました。

先日anzucco HUBのレシピ撮影中に、管理栄養士に便秘の事を相談していたら、「この時期だったらみかんもいいですよ」とのアドバイス。

みかん!?

完全に拍子抜けでしたが、調べてみると、みかんにはペクチンという水溶性食物繊維成分があり、整腸作用がばつぐん。善玉菌の栄養源ともなるので、腸内環境もばっちり整えてくれます。これ以外にも、便のかさを増やし、腸の蠕動運動を促す不溶性食物繊維もバランスよく含まれているんです。

 

みかんの薄皮や白い筋こそが食物繊維の宝庫

食物繊維をしっかりと摂りたいならば、薄皮や白い筋も丸ごと摂るのがお勧めです。こここそが食物繊維の宝庫で、これらを取り除いてしまうと、食物繊維は一気に1/4になってしまうので要注意!

そして、これらを食べやすくしてくれるのが、「焼きミカン」。

焼く事で白い筋も柔らかくなり、とっても食べやすく、文字通り丸ごと食べられます。
漢方では、みかんの皮を乾燥させたものを陳皮と言って、消化不良などに良いとしています。生の皮は食べにくいですが、焼きミカンにすると外皮も薄く柔らかくなるので、食べることもできます!(その場合は、特に無農薬みかんをおすすめします)。

なにより、温かいみかんって甘い!そして、果汁が凝縮された感じで、生のまま頂くよりもスイーツの様な感覚です。

焼きミカン

 

作り方はとっても簡単!

焼きミカン、ただトースターで焼くだけです(笑)
皮の様子を見ながら、ヘタ周辺が焦げるくらいまで、7-8分焼けば完成。外皮まで食べる場合はもう少し手前で止めたほうがいいかもしれません。

焼いている間は、不思議と焼き芋みたいな香がします。

アツアツなので気を付けて皮を剥くと、白い筋や薄皮がしっとり透明になり、ジューシーなみかん♡ 中も熱いので、気を付けて召し上がってくださいね。

 

フルーツは朝に取り入れるのがお勧め

食物繊維やビタミンもたっぷりなみかん、食べるタイミングのオススメは朝です。
果糖は、他の糖質と比較して消化されやすく、すぐにエネルギーになってくれるので、朝のエネルギー補給にぴったり。起床後の水分補給にもなります。
一部、朝に柑橘類をとるとシミになりやすい、という説もありますので、外出の際は日焼け止めを忘れずに♪ 妊娠中はそうでなくてもシミができやすいので、こちらはみかんだけの問題でなく、必須ですね☆

ただ、フルーツは糖分も高いので、食べ過ぎには要注意。また、夜寝る前に食べるのも、糖分を摂取するタイミングとしてはオススメできません。

冬の妊婦さんは、便秘対策としても、美肌用途しても、是非積極的に取り入れてみてください♡

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