便秘ネタが続いていますが、とっても妊婦にとってクリティカルだと思うので、私が気を付けていたことを記録しておきます♪
ここへきて、という感じではありますが、キホンのキホン、「水」です。
便秘の原因には様々ありますが、大きなものに水分不足が挙げられます。妊娠によるホルモンバランスの変化で、浮腫みやすい(身体に水を溜め込みやすい)体質となり、水分排出が鈍くなる、という背景もあります。もうこればかりは抵抗しても仕方がない、という事で、今までとは異なった意識で水分補給をするように心がけました。
妊婦に処方OKな下剤は酸化マグネシウム
お水を選ぶ際の基準は、マグネシウム含有量です。
なぜマグネシウムなのか?
酸化マグネシウムは、簡略化していえば、腸内に水分を集めてくれるため、便が水を含み柔らかくなり、排便を促進してくれます。
妊娠中の便秘対策として処方される錠剤(マグミット、マグラックスなど)も、酸化マグネシウムの塩類下剤が多いです。
塩類下剤といういうと、仰々しい響きですが(笑)、
酸化マグネシウム⇒腸内で塩化マグネシウムになり⇒炭酸マグネシウムに変化する、ことが、塩類下剤と言われている理由です。
この、最後の炭酸マグネシウム(重炭酸塩)の作用により、腸内の浸透圧が上昇し、その結果、腸内に水分が集まる、という仕組みです。
ついでに、酸化マグネシウムには胃酸を抑える作用もあるので、悪阻などで胃の調子が悪いと感じる時にも、一石二鳥ですよ☆
せっかく摂るなら硬水を
ということで、普段は、軟水のミネラルウォーターを飲んでいたのですが、硬水へチェンジ。
私が選んだのは、コントレックスとクールマイヨール。マグネシウムやカルシウムの含有量が、軟水と比較して圧倒的に高いので、日々の水分補給でこれらを補う事が出来れば効率的ですよね。
ご参考までに・・・ マグネシウムの100mlあたり含有量比較
<軟水>
・クリスタル・ガイザー : 0.54mg
・アルカリイオンの水 : 0.64mg
・ヴォルヴィック : 0.8mg
<硬水>
・コントレックス : 8.4mg
・クールマイヨール : 7.0mg
一目瞭然、マグネシウムを摂るなら硬水!
家では、ネットで2リットル12本を一気に頼んで常備していました。
ただ、外出先ではなかなかコントレックスなどのペットボトルが置いてなかったりするので、そんな時はエビアンにしていましたよ。
エビアンは軟水の中でもマグネシウム含有率が比較的高い(2.6mg)です。これならコンビニでもすぐ買える♪
でも、味の好き嫌いは別れるかもしれません
私はもともと、パリに住んでいた時にコントレックスを飲んでいたので、硬水の味に全く抵抗はないのですが、人によっては本当に苦手な方もいらっしゃいます。
ちなみに、うちの主人は、私が硬水を飲んだコップに軟水を入れただけで、すぐわかる位敏感に苦手です(笑)
飲まれたことが無い方は、500mlなどの小さなペットボトルで、まずはお口に合うかどうかをチェックされることをお勧めします。
水の飲み方だって大切!
お水を変えたところで、ひたすらがぶがぶ飲めばいいわけでもありません。
一般的に1.5-2リットル/日を摂るのが理想的と言われています。ただ、同じ量を飲むにしても、出来るだけちびちび飲む方が、吸収も良いのでお勧め。
なにより、硬水を一気に飲むと、恐らく下しますのでご注意を。
また、飲むタイミングとしても、朝一番起きてすぐ(口をゆすいだ後)と、寝る前の一杯は必ず取る様に心がけました。
特に、朝一番の一杯は少し温めて。お白湯を寝起きの身体に入れると、寝ている間に乾いてしまった身体が潤うだけでなく、消化器官もゆったりと温まり活性化するので、代謝も高まりやすいです。
一時期、「白湯ダイエット」も流行りましたよね。
ダイエットをしているわけではありませんが、特に冬場は身体が温まるので、好きで続けています。
日中は、デスクなどで仕事をするときは、必ず水を横に。
喉が乾いてからキッチンへ行って、コップ一杯を飲むのではなく、作業中にちびちびと飲んでいます。こういう飲み方をしていると、意外とすぐコップも空になるので、思ったよりも意識せずとも水分補給が出来るのでお勧めです。
妊娠中は、頻尿にもなりやすいので、ついつい水分補給を怠りがちですが、私は頻尿よりも便秘になる方が辛いと感じ、また老廃物を溜め込むという意味でも身体にも良くないので、便秘対策を優先しました!
お水を変えるのは、比較的簡単に日常生活に取り入れ易い便秘対策だと思うので、ご参考になれば嬉しいです♪
その他の便秘対策もご紹介しています↓↓
□ 焼き芋
□ 焼きミカン
□ オリーブオイル