「赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣」の実践 : 本当に寝てくれる!

こんにちは、産前産後ケアanzucco代表のガスケール杏子です。
私の子育て経験で皆さんのお役に立つことがあればいいなぁと思い綴っているanzucco diary。
今日はよくご質問を頂く「寝かしつけ」に関して、私が実践したネントレの内容と結果です☆彡

 

そもそもネントレに踏み切った背景

こちらの記事を読まれる方、恐らく寝かしつけや夜泣きに悩んでいらっしゃいますよね。
ママが一番メンタルやられる時間。
お客様でも、1歳過ぎても1時間以上寝かしつけにかかったり、夜泣きが収まらなかったり、とご相談をよく頂きます。

かくいう我が家では、ある日突然、娘がママっ子になりまして。
それまで大した人見知りもなく過ごしてきたのに、とある月曜日、主人が帰宅し抱っこして号泣。
離乳食の間も、私が見えなくなると号泣。
お風呂も、ほぼ毎日主人と入ってきゃっきゃ遊んでいたのに、私が見えなくなると号泣。
お風呂後、寝る前のミルク(搾乳したものを哺乳瓶で)も、主人から一切飲まなくなり。。。

どうしたのかなぁと、月曜日はやり過ごしたものの、翌火曜日も同様の反応。
これではまずいと一念発起し、まずは何が原因だったのかを考えてみました。

 

子供はちょっとした変化もすぐ適応

思い起こしてみると、年末年始で日中のスケジュールがバラバラになってしまったり、夜寝る時間も不規則になってしまっていました。
また、私が乳腺炎になりかけたことなども重なり、それまで夜間授乳はしていませんでしたが、夜中に娘が目を覚ますと授乳し、添い寝での寝かしつけ、などを行っていたなぁと気付き。
私としては、たった2週間程度のイレギュラーな状況だったのですが、きっと娘はそれに慣れてしまい、夜中の添い寝なども含めて、突如ママっこになってしまったのではないかと、勝手に分析。

私自身も、夜中に起きて授乳して添い寝して、に疲れてきていたところだったので、また夜通し寝てくれるペースに戻すべく対応を取りました。

 

初めてのネントレ

そこで、実践したのが「赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の週間」です。

単行本なのであっという間に読めます。

方法論はいたってシンプル。基本的には、親子別室でのトレーニングです。
■ スケジュールを定着させる
■ 寝る前の儀式を決める
(↑ここまではジーナフォードと類似)
■ 寝る時間になったら、赤ちゃんが目を覚ましている状態で、「おやすみ」などの決まった言葉をかけ、ベッドに寝かせ部屋を出る。
■ 初日は、部屋を出た後3分泣いたら2分抱き上げ、またベッドに戻す → 5分泣いたら2分抱き上げ、またベッドに戻す → 7分泣いたら2分抱き上げ、またベッドに戻す(それ以降は7分間隔で繰り返す)。
■ 2日目以降、抱き上げるまでの間隔を伸ばしていき、最大4日目に10分間隔での抱き上げにする。
というもの。

これ以外にも、寝かしつける前は、子供が安心できるような内容の語りかけを行う、日中はしっかりと向き合い遊ぶ、など、子供が放置されているわけではないという認識を伝えることの重要性なども書かれています。こういったメンタルサポートの部分は、個人的には本当に大切だと思うので、ご一読されることをお勧めします。

 

早速実践!

ということで、前述のとおり、月曜日、火曜日、と、「これはまずい」という状況が続いたので、水曜日の夜から早速実践。
いつも通り、
・18時 離乳食
・18時半 入浴
・19時 哺乳瓶で授乳(搾乳した母乳)
のルーティンを終えた後、「一人で寝る練習しようね」「パパとママはリビングでご飯食べてるからね」「独りぼっちじゃないからね」と語り聞かせ、ベッドへ。
そして、「おやすみ」と声をかけ部屋を出ました。

案の定、号泣。
立ち上がって、なんだったら、ジャンプしながら号泣。

ちょっと苦しいと思いながら、時計を見て3分我慢。

3分後に部屋に入り、また抱きしめながら先ほどと同じように語りかけ。。。

初日は、3回目でようやく就寝。
ふぅ。

夜中も一度目を覚ましたので、授乳はせずに同じ方法で寝かしつけ。夜中は特に待っている時間がより長く感じました。
それでも、2回抱き上げた後に就寝。

2日目は初日よりもすこし間隔を伸ばして実践。
こちらも、2回抱き上げ、3回目で就寝。心なしか、泣き方も大号泣というほどではなかったです。
夜中に一度起きたときは、一度の抱き上げでまた就寝してくれました。

そして、3日目。
授乳後の語りかけのあと、「おやすみ」を伝えて部屋を出て、主人と娘の様子をモニターで確認しながら夕食の話をしていたら。。。

寝た。

目を疑いましたが、寝ました。
思わず主人とハイタッチ笑

そして、なんとその日は朝までぐっすり。
3日目で、いきなり夜通し寝てくれるように。

翌日の朝、娘が起床した際どれだけ褒めちぎって抱きしめたことか笑

狐につままれたようですが、本当です。

 

あっという間に寝るスキルを習得

今では、夜だけでなくお昼寝でも、「おやすみ」と伝えて部屋を出れば一人で寝てくれるようになりました。
一人で眠りにつくスキルが身についているので、夜中も目を覚ますことがあっても、またすぐ眠りに戻っているようです。

なにより、娘の朝のご機嫌もとっても良い!
お昼寝からの目覚めも、泣くことなく、たまに起きて一人でベッドでしばらく遊んでいるくらいご機嫌です。

私自身も、夜通し寝ることができるようになっただけでなく、寝かしつけの苦労もなくなったので、心身ともに軽い軽い。
娘に対しても、これまで以上にラブラブモード全開になってしまいます笑
そして、懸念だったママっこもあっさり卒業。
これまで通り、パパが帰宅したら大喜びする娘に戻り、主人もホッとしていることと思います笑

時期的なものや、子供の性格との相性もあると思いますが、子供がうまく取り入れてくれることができれば、本当に楽な方法です。
本の中に具体例が多く紹介されていて、大抵一週間もかからずに夜通し寝るようになる、ようなことが書かれていたのを、「ほんとかなぁ」と疑っていましたが、本当でした笑

以上、ネントレ実践してみた報告でした!
ネントレでお悩みの方のご参考になればうれしいです♪

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