新生児でも夜寝てくれる! 生活リズムの作り方 - 生後4週間まで

現在産後3週間目。
お陰様で、本当に楽しい育児生活を送っています♡

その理由の一つとして、私自身がしっかりと睡眠をとれていることが、とても大きいと考えています。
長女を出産して一週間が経った頃から、少しずつ生活リズムができ、夜もしっかりと寝てくれるようになりました。

どういった方法を取り入れているのか、とのご質問が多かったので、こちらでご紹介♪
もちろん、子供の性格や生活環境など人それぞれですが、私が実践したことを簡単にご説明します。

向き不向きもありますし、子育てに正解はないので、部分的にでも皆さんのご参考になればうれしいです☆

ちなみに、私が妊娠中に読み、今回参考にした主な本は下記です。

□ カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 (ジーナ・フォード)

□ 不思議な週齢ワンダーウィークス〜The Wonder Weeks〜: 0歳児の8つのぐずり期(メンタルリープ)を上手に乗り越え発達を促してあげる方法とは (KW Publishing)

□ Bringing Up Bébé: One American Mother Discovers the Wisdom of French Parenting (Pamela Druckerman)

その他にも、様々な本を読みましたが、それぞれのコンセプトなどを私なりに理解し、少しずつ取り入れた自己流スタイルです。

 

基本的な行動パターン

日中と夜間、沐浴を挟んだ際のスケジュールは多少は調整していますが、おおざっぱには下記のようなパターンを作るようにしています。

i) 授乳は約3時間おき
ii) 授乳の直後に寝ない(日中)
iii) 日中のお昼寝は、合計で5-6時間程度
iv) ぐずってもすぐには抱き上げず、しばらくは見守る

もう少し詳しくご説明します。

 

i)授乳間隔

なるべく、一日を通して同じ授乳間隔になるようにしています。

様々な考え方があると思いますが、日中に1-2時間おきに、または赤ちゃんが泣くたびに授乳(ディマンドフィーディング)していると、一回に飲む量が少なくなりがちです。日中にこういう授乳をしていれば、夜にまとまって寝てくれないのも当然。

一日を通して3時間前後の間隔での授乳をしていれば、一度にしっかりとした量を飲むようになり、その分腹持ちも良いので、次の授乳まで遊び → 睡眠をとることができる様になります。

加えて、このペースに慣れてくると、赤ちゃん自身がその間隔でミルクを欲しがるようになるので、ある意味赤ちゃんが欲しい時に授乳するディマンドフィーディングを実践していることになります。

また、ジーナ・フォードによれは、母乳には「前乳」と「後乳」があります。
前乳は水分の割合が高く脂質が少ないため、後乳までしっかりと吸わせることが重要。授乳間隔が短く、一回の授乳量が少ないと、前乳ばかりを飲むこととなり、腹持ちが悪いため、さらにお腹が空きやすくなる、というスパイラルに陥ってしまうとのこと。

なるべく一度の授乳で前乳と後乳を飲めるようにすれば、お腹が空いてグズる、というのは、そう頻繁には起こらなくなります。

もちろん、生後直後(産褥入院中)はこんなペースは無理ですし、母乳を出すためにも吸啜刺激は頻回で必要なので、1.5-2時間前後で授乳していました。

 

ii)授乳の直後に寝ない(日中)

これは、授乳しなければ寝られない、というサイクルを作らないために行っています。当然、うちの子も、授乳直後はとっても眠たそう。たまに飲みながら寝落ちしてしまっていることもあるくらいです(笑)。

ただ、授乳 → 睡眠のパターンを毎回繰り返していると、授乳をしなければ寝られない習慣ができてしまいます。
そうならないために、授乳の後はおむつを替えたり、一緒に遊んだりして、1-1.5時間程度は起きているようにしています。

ちなみに、夜間は、授乳 → おむつ交換の後はすぐに寝かしつけています。さすがに夜中の授乳でそんなに起きてられません(笑)

夜間の授乳の際は、お部屋をあまり明るくしすぎないのもポイント。赤ちゃんがぱっちり目を覚ましてしまわない程度が私はちょうど良いと考えています。

 

iii)日中のお昼寝は、合計で5-6時間程度

生後一週間を過ぎたあたりから、まとまった時間起きていられるようになってきたので、日中のお昼寝の合計時間があまり長くなりすぎないように調整しています。

産褥入院中は、ほぼ一日中と言ってよいほど寝続けていた我が子ですが、1週間を過ぎたあたりから少しずつ起きている時間が長くなってきました。

授乳が終わったらスキンシップの時間♪ と考え、無理やり起こしている、というよりも、ベビーマッサージをしたり、胸の上で腹這いにしてみたり、と、様々な形でコミュニケーションをとるようにしています。

こういう時間が一番幸せ♡ 思いっきり話しかけて、笑いかけて、コミュニケーションをとります。

日中にある程度のまとまった時間起きていれば、夜には疲れてしっかりと寝てくれるようになります。逆に、日中のお昼寝の時間が長すぎると、昼夜逆転してしまい、夜にランランとした目でママを見つめてくれることになるので、要注意。

 

iv)ぐずったり泣いたりしても、すぐに抱き上げない

これは、bringing up bebeの考え方です。

日本では、抱いてこそ愛着形成、という考え方があり、私もその考え方は否定はしません。
私が実践している「すぐに抱き上げない」のは、「寝ている時にぐずっても」すぐに抱き上げない、というものです。

大人でも、夜寝ている間、寝返りをうったり、ちょっとした物音で、少し目が覚めることがありますよね。それでもすぐにまた眠りに戻れるのは、大人はその眠りに戻る「スキル」を身につけているからです。

一方で、新生児はこの「スキル」がまだ身についていません。
ちょっとした物音や身体の反応で少し眠りが浅くなっただけでも、びっくりして目を開けたり、声をあげてしまうのです。このたびに大人がいちいち抱き上げてしまっていては、本来は眠りに戻るべきタイミングであっても、逆に赤ちゃんを起こしてしまうことになります。

これは、私も実践してみてわかりましたが、観察していれば眠りに戻るぐずりと、そうでないぐずり(おむつを替える、お腹が空いたなど要求のあるぐずり)があります。前者は、見守っていれば3~5分程度で大抵眠りに戻るようになります。ただ、これも最初はトレーニングが必要で、眠りに戻る時間は経験を積むごとに短くなっていきました!

決して「無視する」「ほっておく」わけではなく、ちゃんと「見守る」。
夜中は少し辛抱が必要になりますが、長い目でみれば、赤ちゃんが夜ちゃんと寝てくれるための近道です。

急がば回れ。

 

夜にまとまった時間寝てくれる事で、子育ってって本当に楽しくなります

当たり前のことですが、子供と思いっきり遊び、たくさん笑いかけ、泣いても可愛いと思えるメンタルを維持するには、私たち母親のコンディションが整っていることが大前提。眠たくてイライラしていたり、体調を崩していては、ポジティブな姿勢で子供と向き合うことができません。

なので、私は、現段階では「私自身も夜しっかり睡眠をとれること」がとても大切だと考えています。
もちろん、夜中に3-4時間ごとの授乳は必要ですが、多くの方が悩んでいる超頻回授乳(1~1.5時間おき)と比較すれば、睡眠の質は雲泥の差。日中もペースができてきているので、早いタイミングから、自分の時間を少しずつ確保することができました。

心の余裕って本当に大切。

以上、簡単にですが、私が実践している、新生児が生活リズムを身につけるためのお手伝い、でした。
少しでもご参考になることがあれば、うれしいです。

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